我が国は、第2次大戦直後は「人生50年（平均寿命50歳）」でしたが、現在では世界でもトップクラスの長寿国となり、「人生100年」といわれます。長生きできることは結構なことですが、「寝たきり」で生きていても人生楽しくありません。年老いても、自分の足で歩き（運動機能）、自分の口で食物を美味しく食べ、家族や友人と談笑（口腔機能）したいものです。これらのことが不自由なくできるほど、「生活の質（QOL : Quality of Life）」が高いといいます。本校には口腔機能の保持増進の専門家である歯科衛生士を養成する歯科衛生学科と、運動機能の回復・治療および訓練を専門とする柔道整復師を養成するスポーツ柔整学科があり、この2つの学科は超高齢社会を迎えたわが国では特に期待が高まってきております。歯科衛生士の業務は、齲蝕（むし歯）や歯周病などの予防処置、歯科診療の補助、歯科保健指導で、これらのほとんどは「歯科助手」ではできません（すると法律で罰せられます）。歯科衛生士は専門性の高い職業であるため、国家試験に合格しなければなることはできません。また、柔道整復師の業務は骨折・脱臼の応急処置、捻挫・打撲・肉離れの治療ですが、介護予防運動指導員、日本フィットネス協会公認のインストラクターの資格も取得可能です。

　このやりがいのある歯科衛生士、柔道整復師を目指す人を本校の優秀なスタッフがサポートします。興味のある方はオープンキャンパス、学校説明会に一度来てください。心よりお待ちしております。